スゴモロコ釣りコーナー

(2008年10月26日にリニューアルしました)

スゴモロコは元々琵琶湖特産の魚らしいですが、ここ最近琵琶湖でこの魚を見ることがなくなってきました。
ブラックバスやブルーギルの餌食になってしまったのかもしれません。
湖産鮎の放流に混ざって琵琶湖以外の河川にも放流され、生息しているようです。
私が釣りに行くポイントの一つとして、瀬田川(大石近辺)や宇治川(京都府宇治市)があるのですが、そのポイントではまだまだたくさん生息していて、赤虫を餌にするとたいへん釣りやすい魚です。もちろん赤虫以外、例えばミミズとかサシ虫、ハエ釣りをするときに使うハエ練りとか赤スパ等でも釣れるようです。
生息数が多く、たくさん群れているようなところでは、どんな餌でも釣れると思います。
また、2008年10月には、宇治川でカゴ付きオランダ仕掛けのチョイ投げで、短時間で束釣りの経験もあり、餌釣りだけでなく、餌を付けないカラ針でも釣れることを経験しました。

私自身、コアユ釣りの季節が終わってからスゴモロコやタモロコ釣りをすることが多いのですが、このページではスゴモロコ釣りの仕掛けや釣り方の詳細を紹介したいと思います。

このページとは別に「タモロコ釣りコーナー」で、タモロコの釣り方を紹介していますが、スゴモロコはタモロコを釣るのとはちょっと釣り方に違いがあるように思います。タモロコ釣りについては、そちらのページをご覧下さい。

スゴモロコってどんなの? 仕掛けは? エサは? 釣り方は? その他

スゴモロコってどんなの?

ちょっと写真が小さいですが、スゴモロコはこんな姿をしています。
スゴモロコ釣りに行ったとき、釣れたスゴモロコを入れ物に入れて撮った写真です。

このときは午前中の3時間チョイで束釣り達成です。(2005年6月24日)

50匹程度釣れると持って帰ってもいちおう佃煮で食べることが可能ですので、管理人の場合、50匹以上釣れたかどうかでリリースするか持って帰るかを決めています。

小さ目のスゴモロコの写真です。
これくらいの大きさのスゴモロコが釣れるのは、宇治川でのべ竿を使って川岸から近くのポイントを探っているときに釣れてくることが多いです。7月以降、9月頃で、数釣り出来る機会が多いです。100匹オーバーとなることもありますが、型が小さいだけに数が釣れる割に嵩が低いです。

こんなときは、出来るだけ小さな釣り針を使って数を稼ぐように頑張るのみです。

これもスゴモロコですが、上の写真のと比べて、かなり大きいです。
瀬田川(大石の河原)でのべ竿を使った脈釣りで釣れることが多いです。時期的には、6月下旬から8月いっぱいでしょうか???

この大きさだと嵩が高くなりますから、数が少なくても良いと言えば良いのですが、食べるにはちょっと大きすぎと言えば大きすぎですねぇ。
やっぱり食べ頃は7〜8cm程度の大きさのがいちばん食べ頃だと思います。
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どんな仕掛けを使うの?

脈釣り仕掛けです。(仕掛けのお話のページでは、「脈釣りの仕掛けA」として紹介しています)

この仕掛けはスゴモロコの岸釣りをする場合、管理人がいちばん多用している仕掛けで、流れのある川岸から、のべ竿を使って川岸近辺を探る釣りとして実績のある仕掛けです。

竿の長さは釣り場所のポイントに合わせてください。ちなみに管理人の場合、のべ竿は出来るだけ軽くて短い竿にしたいところなのですが、瀬田川・宇治川では最低でも4.5m程度の竿で、瀬田川(大石近辺)だと6.1mもの長竿を使います。

道糸は、1〜2号程度のを使用しています。

ウキは使用せず、目印を使用する場合がありますが、たいていは目印も使用せず、竿を持つ手元に伝わってくるアタリを頼りに釣りをします。

道糸の下にジョイント部を付けて、その下にサビキ仕掛けで針3本としています。
幹糸は0.8号で、エダスは0.6号を使用しています。
針は狐針の2号又は2.5号を使っています。

サビキ仕掛けのいちばん下には、ナス型の錘を使用しますが、錘の重さはポイントの川の流れの速さによって使い分けしています。流れの緩いときは、1〜3号程度で問題ないと思います。また、流れの速いポイントでは、最大5〜6号の錘を使用することもあります。
その他の仕掛け

のべ竿を使ってのスゴモロコ釣り
ウキ釣り ほとんど流れのないようなポイントで、スゴモロコが岸寄りにいる場合、この仕掛けが有利となります。スゴモロコは水底近くで釣れますから、餌が水底近くに来るようにウキ下を調節してください。また、ブルーギルが近くにいる場合は、浮力のあるウキを使用して、錘は重めにして仕掛けが速く沈むようにしておくと、ブルーギル対策になります。
脈釣りB ウキ釣りでは厳しいような流れがあるポイントは、脈釣りAと、この脈釣りBの仕掛けが有利となります。

リール竿を使ってのスゴモロコ釣り
チョイ投げB 脈釣りAのリール版で、餌を付けての釣り方としては、管理人がよく使う釣り方です。のべ竿では届かないようなポイントを狙うときに使用すると良いと思います。特に、宇治川のスゴモロコ釣りでこの釣り方が有効となる場合が多いです。
これは余談ですが、近年滋賀県の大同川でホンモロコが釣れだしているようで、このホンモロコを釣られる場合、リール竿を使って釣られているようですが、おそらくこの仕掛けでも釣れるのではないかと思います。
チョイ投げA 上の、「脈釣りB」のリール版で、最近はあまり多用していませんが、この仕掛けも、のべ竿では届かないようなポイントを狙うときに使用すると良いと思います。
オランダ仕掛け この釣り方は、2008年10月に、宇治川でハエ釣りをして遊ぼうと思って使った仕掛けなのですが、管理人もビックリするほどスゴモロコが釣れました。
エサカゴにハエ釣り用の撒きエサをぎっしり詰め込んで、川の流れに向かって投げ込むだけでスゴモロコがおもしろいように釣れました。もちろん針にエサを付けることがありませんから、針にエサを付ける手間は省けます。
流れのある川で、水底に掛かりのない砂地とか小石があるポイントで使用できます。
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どんなエサを使うの?
仕掛けの針に付ける餌は赤虫がいちばん無難なエサだと思います。
ただ、この赤虫は保存が大変ですが、保存方法は こちら のページで紹介していますので、よかったら参考までにご覧下さい。
赤虫以外でも、ミミズ、サシ虫などでも代用可能と思います。宇治川ではハエ釣りに使われている赤スパを使っておられる釣り人もおられます。
オランダ仕掛けのカラ針でスゴモロコを狙われる場合は、針には餌を付けませんが、仕掛けのいちばん下のエサカゴに、ハエ釣りで使用する撒きエサを詰められれば良いと思います。
撒きエサについては、特にブランドにこだわることはないと思います。
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どんな釣り方するの?
<< ウキ釣りの場合 >>
ほとんど流れもなく、ウキが流されて釣りにならない程度のポイントではこの釣り方が有利になると思います。
釣りをする前に、水深をちゃんと測ってウキ下の調節をしておくと更に釣果アップが望めるだろうと思います。針は1〜2本使用するとして、餌が水底に完全に着いているか、水底スレスレが望ましいところです。
また、付近にブルーギルがいる場合は、仕掛けを入れたときに、出来るだけ速く餌が底へ沈んでくれるように、錘を少し重い目にすることをお薦めします。餌がフワフワとゆっくり沈むような状態だと、スゴモロコより先にブルーギルが食いついてしまうことが多くなります。餌が速く沈むようにしていると、ブルーギルは沈んでいく餌の速度について行けないようです。
<< 脈釣りの場合 >>
流れがある川のポイントでウキ釣りをした場合、ウキが流されて針に付いているエサをスゴモロコが食おうと思っても、流れていく餌に追いつきません。しかも、川底は平坦ではありませんから、ウキ下の調節も不可能だし、流されていく途中で、餌の位置が宙になったり底になったりで、こんな状態ではスゴモロコは釣れません。しかし、そのようなポイントでもスゴモロコは棲息しています。
そこで、流れがあって、スゴモロコがそのポイントにいるようならこの脈釣りが大変有効となります。錘は必ず底に着くわけですから、餌の付いた針が確実に底近くに行ってくれるからです。
釣り方としては、仕掛けを入れて錘が水底に着いたら錘の重さで曲がっている竿先が僅かに伸びるのですが、後はその竿先の状態を見ながら錘を川底に這わせるような感じで川の流れより少し遅い目に仕掛けが流されるように竿を扱います。
ちょっと錘が川底に引っ掛かったような感じになったら、軽く竿を上げて、錘が川底から離れたらまた下げるを繰り返します。
この釣り方の最大の欠点は、流れが速い岩場のようなポイントで釣りをするときです。例えば瀬田川(大石近辺)がそれに当たります。このポイントでは、錘が川底の石に触れたと思われた瞬間に竿を少し持ち上げてあげないと、じきに川底の石の間に錘が挟まってしまいます。
<< リール竿でチョイ投げ釣りの場合 >>
流れのあるなしに関わらず、のべ竿では届かない、岸より遠くのポイントにスゴモロコがいるときはこの釣り方が大変有利になります。
流れのほとんどないポイントでは、遠くへ飛ばそうと思った場合は重めの錘を付け、ポイントが近い場合は軽いめの錘で行けます。流れのあるポイントでこの釣りをされる場合は重いめの錘をお薦めします。
仕掛けが流されない場合は、仕掛けを投入してから糸ふけをとって、置き竿にしてアタリを待つのも良いと思います。アタリが頻繁にある場合は、竿1本でも十分ですが、あまりアタリのない場合は、2本くらい使われても良いのではないでしょうか。アタリは竿先に現れます。竿先がチョンチョンと引っ張られるような感じで動いてくれますから、それがアタリです。
流れのあるところでこの釣りをされる場合は、仕掛けが流れに乗って流されて行きますから、竿を持ったままの釣りとなると思います。もちろん糸ふけを生じるようなら、リールを巻いて糸ふけを取ってください。アタリは竿を持つ手元にコンコンと伝わってきます。そのときに、竿先が引っ張られるような動きを見ることも出来ます。
この釣り方の欠点は、やはり のべ竿で脈釣りをするときと同じですから、水底が岩場のようなところでの釣りは不可能です。それから、根掛かりの多いところでも同様となりますから、根掛かりをするポイントでは使えません。・・・と言っても、根掛かりするかどうかはやってみないとわからないことが多く、とりあえずこの仕掛けで竿を出される場合もあると思いますから、あらかじめ仕掛けをいくつも作って持って行かれることをお薦めします。
<< オランダ仕掛けのチョイ投げ釣りの場合 >>
この釣り方はちょっと特殊な釣り方になるのかもしれません。
ポイントは流れのある川での釣りとなると思います。また、仕掛けのいちばん下のカゴが川底に着いた状態で、カゴが川底に引きずられることになりますから、いよいよ根掛かりが多いポイントでの使用はお薦め出来ません。
釣り方としては、流れに対して平行な位置(正面)か、僅かに上流へ仕掛けを投入します。仕掛けが着水したら、流されながら沈んでいきます。エサカゴが川底に着いて少し流され始めた頃よりアタリが出始めます。仕掛けが正面より少し川下へ流された頃に、ゆっくりとリールを巻き上げるだけでOKです。特にアタリで合わさなくてもこれで釣れます。リールを巻くときにあわてて速く巻き上げると、せっかく針に掛かっていたスゴモロコが外れる場合がありますから、極端に速く巻かないよう注意が必要です。
この釣り方の長所は、針に餌を付けないので、餌を付ける手間が省けます。それだけでなく、生き餌を用意する必要がないので、撒きエサさえ手元にあったらいつでも釣りに出られることです。また、仕掛けが限られるので釣りに必要な道具がかなり少なくて済みますから、お手軽と言えば大変お手軽な釣りになると思います。
以上のことより、スゴモロコ釣りのポイントをまとめると、以下のようになるのではないでしょうか。
スゴモロコは水底近くを狙って釣る。
ブルーギルがポイント近辺にいる場合は、浮力のあるウキを使って、錘を重くして餌の沈みを速くする。
仕掛けの上げ下ろしをまめにして、魚の気を引く。
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その他いろいろ
スゴモロコが釣れる釣り場
管理人がよく行く釣り場として代表的な釣り場は、宇治川、瀬田川(大石近辺)です。
昔は琵琶湖でもそれなりのポイントへ行けば釣れていたのですが、近年琵琶湖南湖ではスゴモロコは釣れなくなってしまいました。瀬田川でも、南郷の洗堰からすぐ下流部で釣れていたのですが、こちらも年々釣れなくなってきていて、2008年10月に一度試し釣りに行ったのですが、1匹も釣ることが出来ませんでした。
瀬田川、宇治川でも、流れの穏やかな岸寄りのポイントでは、数年前ほど釣れることがなくなってきました。今では、少し本流寄りの流れのあるところがポイントです。流れのあるポイントは、バスやギルがいないこともあって、そんなポイントにスゴモロコが行っているのだと思います。しかし、最近特に瀬田川にしても宇治川にしても、川鵜が来ているのをよく見かけます。こんな調子だと、いずれスゴモロコもいなくなってしまうのではないかと不安になってきますねぇ。
スゴモロコは砂地があって、近くに石・岩などがあってと言ったポイントを好むようです。管理人がよく行くポイント以外でも、条件さえ整っていたらスゴモロコがたくさんいるポイントはあると思います。
スゴモロコが釣れる時期
これも管理人が行く釣り場についてですが、だいたい5月頃から11月初旬頃までが釣期と思います。いちばんよく釣れるのは、6月下旬〜10月いっぱいと思っているのですが、実際はどうなんでしょう?
5〜6月はまだコアユシーズンなので、あまりスゴモロコ釣りへは行きませんからねぇ。
2008年からは、7月に川でコアユが釣れましたからいよいよ今後は、5〜7月と言ったところはスゴモロコ釣りには行かないと思います。
それから、これも2008年からの話ですが、10月に宇治川樋門にて、オランダ仕掛けでスゴモロコの束釣りを経験していますが、この釣り方がいつまで有効なのかがまだわかっていません。もしまだしばらくオランダ仕掛けの釣りが有効となるのなら、スゴモロコの釣期が伸びるかもしれませんねぇ。
昔の話をすると、管理人がまだホームページを開設する前だったら、スゴモロコは12月〜翌年2,3月頃までは琵琶湖南湖でそれなりのポイントへ行けば釣れていましたから、考えようによっては、ポイントさえわかっていたら、スゴモロコはオールシーズン釣りの対象になるのかもしれません。
スゴモロコの佃煮
スゴモロコは少し骨が硬いですが、食べると美味しいです!
料理方法は基本的にコアユの佃煮と同じで(煮汁の作り方、魚の炊き方)、コアユの場合は臭み消しに山椒を使いますが、スゴモロコの場合は練りショウガ(土ショウガのおろし)を使います。
他にも、「大津・親子釣り日誌」管理人KURIさんの料理のページでいろいろな料理方法を紹介されていまして、その中でもモロコの料理方法を紹介されていますので覗いてみてください。
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