管理人の自作エサ(コアユ)の移り変わり

( 2007年5月9日 掲載 )

ここ最近管理人が自作しているコアユの撒きエサについて、掲示板で話題となったこともあり、今回は管理人のこだわりの餌が現在のエサに至るまでの過程を紹介させていただこうと思います。
今回の雑記帳の記事は写真入りと言うわけにはいきませんが、エサ作りに興味のある釣り人の参考になれば幸いかと存じます。









コアユ釣りを初めて知った頃

掲示板の書き込みなどで、既にご存じの方は多々おられると思いますが、元々管理人はヘラブナ釣りを楽しんでおりました。
もちろん管理池とか釣り堀ではなく、野池と言われるポイントでの釣りでした。
そのヘラブナも、だんだん釣れなくなってきたこともあり、いつの間にか足が遠のき始めた頃に、琵琶湖でブラックバスが簡単に釣れることを知って、ブラックバス釣りに嵌りました。
バス釣りは結構お手軽なこともあり、しばらく続けていましたが、やっぱり何かもの足りません。
そんなときに相模川で初めてコアユ釣りに出会いました。

サビキ仕掛けの真ん中にラセンを付けて、ラセンに何やら、新聞紙を水で溶かして練ったような感じのエサを付けて竿をしゃくっておられます。このとき、エサがシラスであることは全く知りませんでした。
とりあえずその釣り人に「何を釣っておられるのですか?」と声をかけました。
それがコアユであると知ったときにすごく興味が湧いてきて、自分もやってみようと言うことで、次の休みまでに釣具屋さんへ行きました。

竿とかラインはありますから、釣具屋さんでは、コアユのサビキ仕掛けを買って、エサも買うことにしました。
そのとき釣具屋さんが出されたエサは、エビ粉(オキアミの粉)です。
みごとに真っ赤な色をした粉のエサです。
初めて相模川で見た、新聞紙を水に溶かして練ったようなものではありませんでした。
釣具屋さんで出されるエサだから、まず間違いないだろうと思い、それを持って釣り場へ行きました。
そのエビ粉に水を入れて練ってみたら、簡単に解けるエサになってしまいました。
小麦粉を持ってきたら良かったと思いながら釣りをしました。
もちろんこのときの釣果はゼロ(ボ)でした。
これが私の初めてのコアユ釣りです。

出撃その2

前回の失敗をふまえて、エビ粉と小麦粉を持参していざ出撃です。
申し遅れましたが、当時はエサを練るのは現地でやっていました。

今度こそ待望のコアユをたくさん釣ってやるぞ!
気合いを入れて、釣り場で仕掛け準備から、エサ作りを終えて仕掛け投入・・・
このとき、お隣でコアユ釣りをされていた常連さんと思われる釣り人がしかめっ面になっています。
私の方を見て、「あれはエビ粉やでぇ・・・あんなんの隣でやってられへんわぁ・・・」と冷たいお言葉とともにその釣り師が帰って行かれました。
私は、?????・・・・・
何があかんねん、と思いながら釣り続けました。
ずっと後で知ったのですが、昔はシラスエサでなくて、エビ粉で釣っておられたらしいです。
釣れるには釣れるらしいのですが、そのエビ粉を食べたコアユのワタを抜かずにコアユを食べたら、たいへん苦くまずいらしいです。
そんなこととはつい知らず・・・「(^^; )

それでも文句も言わずに釣り続けられていた釣り人もおられたわけでして、そんなこともあったにもかかわらず、図々しくも付けておられるエサは何かを聞いてみました。
このとき初めてそれがシラスであることがわかりました。
でもシラスは結構高いし、だいいちこの頃、シラスを冷凍保存すると言うような知恵もなく、自分的には使いにくいエサと独断と偏見で決めつけてしまいました。
そう言った中、シラスではないと思われるエサを付けている釣り人がおられ、これまた図々しく、「そのエサは何ですか?」と聞いてしまいました。
するとその答えはダシじゃこを潰したエサを練ったものとのこと・・・
もちろん次の釣行の時はエサ変更です。

ちょっと記憶は定かでないのですが、このときの釣果はコアユ数匹だったと思います。

出撃その3

今度はスーパーでダシじゃこを買って帰って、家でスリバチとスリコギで粉々に潰しました。
そこへ、小麦粉と問題のエビ粉をごく少量混ぜてエサを作ってから出撃です。
エビ粉はコアユ釣りの集魚材として有効であると思っていることもあり、少量混ぜたつもりでもまだエサが赤い色をしています。
これで大漁間違いなし、と、気合いを入れて出撃・・・
ところがイマイチなんですよねぇ。。。。。

このとき使っていたサビキ仕掛けは、オランダ針のコアユ仕掛けです。
あの金色の玉がとても魅力的(自分が勝手に思ってるだけ)で、いかにも釣れるような気がしてました。

このときの釣果は、イマイチとは言いながらも、いちおう炊いて食べられる程度釣れました。
今だったらそうは行かなかったかも・・・

出撃その4

どうもエサにまだ問題がありそうな気がして、ダシじゃこ、小麦粉、エビ粉だとバラケ具合が固まりのようなバラケ方をするからだめなんだろうか?
エビ粉の集魚力より、サナギ粉の方が良いのと違うだろうか?
ヨシ、今度は、ヘラブナの赤ベラを混ぜて練り込んでやろう! これでバラケ具合はもうちょっと細かくばらけるだろうし。。。
・・・と、言うことで、ダシじゃこをペースに、赤ベラ、エビ粉、サナギ粉。。。
ちょっと粘りが足らないみたいだし、小麦粉で少しつないで・・・

これで大漁間違いなし!!!
・・・で、大漁でした。ギルが・・・(T_T)
おもしろいようにギルが釣れるではありませんか!
コアユ混じりでギルが釣れるのではなく、ギル混じりでコアユがたまぁ〜に釣れる程度でした。

出撃その5

どうやらサナギ粉があかんかったみたいなので、前回のエサからサナギ粉を外してみます。
これでコアユが・・・大・・・漁・・・と、思いきや、やっぱりギルギルギル、、、
お隣はコアユの入れ食い、こちらはギルの入れ食い。
お隣の釣り人は、笑いをこらえきれずに吹き出す始末です ( iдi )
「笑わんといてよぉ〜、わたしゃ真剣なんだからぁ〜」と心の中で言いながら納竿しました。

出撃その6

こうなったら赤ベラもリストラします。
この頃だったでしょうかねぇ、他の釣り人の中で、シラスにパン粉を入れていると聞いたのは・・・
私も、エサのバラケ具合が気になっていたので、赤ベラがダメなら何を混ぜようか?と考えていました。
ともかくこの段階では、「出撃その3」のところのエサまで戻って釣り続けているところで、親切な釣り人が、私にオランダ仕掛けの金色の玉を潰したら釣れると言ってペンチを貸してくれました。
半信半疑で潰してみると、今まで釣れなかったのが嘘のように釣れ出します。
これなら問題ないではありませんか!
・・・と言うことで、しばらくこのエサを使い続けることになりました。

出撃その7

どうやらシラスを入れなくても、いちおう釣れることがわかったのですが、やっぱりまだバラケ具合が気に入りません。
それと、釣れるには釣れますが、シラスで釣りをされている方と比べるとやはり釣果はがた落ちです。
・・・で、そのとき、頭の中にひらめきが!!!
アユは大きくなったら苔を食べるようになる。と、言うことは、苔が入ったような感じのエサを作れないだろうか?
苔ではないけど、藻だったらどうか???で、思いついたのが藻ベラです。
この段階でエサの配合は、ダシじゃこ、藻ベラ、小麦粉、エビ粉になりました。
でもまだエサの色は少し赤かった。。。
この頃からでしょうかねぇ。。。シラスを使う釣り人にはかないませんでしたが、釣果はかなり上がるようになってきました。

出撃その8

次の目標は、シラスを使っている釣り人に迫るか勝つことです。
そこで思いついたことは、ダシじゃこをもうちょっと生臭い臭いのものにすることです。
ここで誕生したのは、ダシじゃこの代わりに、ペット用の煮干しです。

これは正解でした。
ある日初めてシラスで釣りをしていた釣り人に勝つことが出来ました!

とは言うものの、まだまだ満足の出来るものではありません。
釣れ方にかなりばらつきがあり、ある時は大爆釣するのですが、ある時はダメだったりと、やっぱりシラスで釣られている方の方が安定しています。

出撃その9

今度の目標は、シラスだけで釣るようには行かないにしても、安定して釣れることです。

さて、何を混ぜましょう???
と言うことで、鰹節(削り粉)、桜エビの粉(お好み焼き用のエビを潰した)、青のり(お好み焼きに入れるヤツ)、魚粉・・・
もちろん全部いっぺんに混ぜたのではなく、一種類ずつ数回の釣行のときに混ぜてみたのですが、まあ、いろいろ混ぜてみたものです。どれも決定打はありません。
この混ぜものの中でも、魚粉はダメでした。これもギルギルギルとなってしまいました。

出撃その10

シラスと私の作る自作エサとは明らかに違うのでしかたないですが、こうなると少しシラスを混ぜてみようと思います。
・・・で、シラスを少量混ぜてみました。
ところが、やっぱり安定しないんですよねぇ・・・
やっぱり全部シラスばかりで、混ぜるのならパン粉と小麦粉くらいかなぁ・・・と、バンザイしかけたときに思いついたのが塩でした。
この段階での配合は、シラス、煮干しの粉、藻ベラ、小麦粉、エビ粉(この頃のエビ粉はかなり少量)でしたが、シラスだけの方との違いはとだけ考えてみますと、塩分が不足しているんですよね。
それで塩を入れることに決定です。

出撃その11

これでやっと現在使用しているエサの配合に到達しました。
釣れます!
シラスだけの方にかなわないこともありますが、そのようなことが少なくなりました。
場合によっては、シラスだけの釣り人よりはるかに効果があるエサであると言えます。
現実に、シラスだけで釣っておられる方が少しペースダウンされたときでも、自作エサだとペースが落ちないことがままあります。
私のエサを提供させてもらったことが何回かあるのですが、シラスだけで釣りをされていた釣り人が私の自作エサを使ってみて、入れ食いになって驚かれることが何回もありました。

「これは、腕とか仕掛けと違うでぇ! エサやでぇ!」と言ってニコニコして釣り続けられた方もおられました。

出撃その12

まだまだエサに改良を加える余地もあると思いますが、現段階では次の手が考えられないです。
今のところ、次の手としましては、エサではなく、サビキ仕掛けの方の改良をと考えています。

以上、長々と書いてしまいました。
最後までおつきあいいただきましてありがとうございました。

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